当記事にお越しいただき、ありがとうございます。
本日は私の誕生日の際に立てた「29歳の目標」のうちの1つCPP B級に合格しましたので報告させていただきます!
「そもそもCPPってなに?」というかたも多いと思いますので、その説明や受験するメリットなどもお伝えします。
あまり購買・調達業務をやられる方は少ないと思いますが、世の中にはこういう資格もあるんだなと思ってみてください!
目次
CPPとは?
CPPとはCertified Procurement Professionalの略で、調達プロフェッショナル認定者のことです。日本能率協会が主催する検定試験の1つで調達・購買業務における包括的な知識を身に着けることができます。
多くの企業の調達部門で、研修や自己啓発の1つとして取得を奨励されています。実際にCPP受験を導入している企業は、ソニー・アサヒ・味の素・三菱重工・IHIなど多くの企業の購買担当者が受験しています。
CPPのメリット/デメリット
CPPのメリット
CPPを受験するメリットは下記のとおりです。
- 体系的に知識を得られる
- 得た知識を数値化できる
- 社内評価において有利な場合もある
私は社会人になるまで、購買業務があるということすらはっきり認知しないまま会社に入社しました。(もとは人事部か営業を志望していました)
そんなときに右も左もわからない状態で、学ぶ手掛かりとしてCPPの存在はありがたかったです。また学んだことが実践ですぐに生かせる知識でない場合、なかなか自分の身になったのかがわかりづらいです。しかしCPPは検定試験があるため自分の到達度や自分の苦手分野や足りない点が数値でわかるため、今後の学びの一助にもなります。
そして私にとっての一番のメリットだったのが、社内評価において有効活用できるためです。もっているだけでプラスの手当てがつくというものではありませんが、昇格試験の際にある程度の資格を持っていると特定のテストの代わりとなります。そのため私の場合は実利的な目的にも合致していました。
CPPのデメリット
デメリットは下記2点です。
- テキスト、試験費用が高い!!
- 選択式なので多少の山勘で合格することもある
私が勉強すること、および試験を受けることを躊躇した唯一の理由が、値段です!
テキスト(5冊)の値段が36,000円(税別)、試験費用は15,000円/回です。最終的には勉強することで給与が上がるのであればペイできる投資だと考え、前に進めることができました。そして試験費用についてももし1回で合格できなければさらに追加で15000円を払わなくてはならないため、落ちるわけにはいかないなというプレッシャーがありました。
またテストの方式はPCを用いた回答選択式です。そのためある程度うろ覚えでも良くも悪くも合格できます。そのため真の力としてすべて知識がついているかと言われると不安なため、デメリットとして挙げました。
CPPを受けた感想
まずは合格して一安心です。笑
しかしもともとは8月に合格を目指していたのですが、急遽前倒しで合格する運びとなりました。その理由はコロナの影響で試験日をずらそうと思っていたのができておらず、3月ごろに予約した5/23当日に試験があることを気づきました💦
値段は高いといえば高いのですが、それでも自己投資としてはよい判断だったなと思いました。もともと当時の課長が勧めてくれた試験であり、会社内にも受験者が何人もいらっしゃいました。その方々も仕事のできる方ばかりでしたので、自分も今後の業務に活かしていこうと思います。
勉強時間はテキストを3月と4月に各1周づつ確認しました。そして8月の試験だから~と5月は別の勉強を行っていたのですが、過去の勉強のおかげでなんとかぎりぎり合格することができました。
またCPP A級というより専門的なテストがあるため、次の目標としてその勉強もこれから進めていこうと思います。そしてCPPについてのブログや情報もあまり世の中になかったので、自分の勉強を含めブログにまとめていければと考えておりますので、よかったらお付き合いください!
最後に:おすすめの本紹介
最後に私のおすすめの本を紹介します。
今回は調達関係の本で他にも役に立った本を1冊紹介させていただきます。
これはパナソニックの教育資料としても使われている(たしか)本です。内容も図入りで分かりやすく、基礎を身に着けるためにベストな一冊でした。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次回もお会いしましょう。