当記事にお越しいただき、ありがとうございます。
今回は半年間お世話になった先輩が帰任になるため、仕事のことについて今感じていることを記しておこうと思います。
先輩との関係
今回帰任される先輩は私の初の海外赴任の上長でした。それまで私は部門長レベルの人事が変わったことがなかったため、職場風土の違いに慣れるのかとても緊張していました。
しかしコミュニケーションを大事にする方で、すぐになじめるように話しかけていただいたり、仕事でのつながりができるよう、適切にミッションを与えてくれました。
ゴルフも途中からスコアが競えるようになり、公私ともに大変お世話になった先輩です。ここからは先輩から学んだ2点を心にとどめるため書いていきます。
自分でやらない
日本では一兵卒であった自分にとって、まず最初に注意されたのが「自分でやらない」ことでした。
現地スタッフと協力し、実務的な部分はスタッフにやってもらう。
赴任者というのは期限が決まっており、永久にその場で働くわけではありません。そこで実務に入り込んでしまうと組織としてうまく機能しないこと、そしてなにより現地スタッフの方が自分よりも経験があるため、そこにマイクロマネジメントをしても効率が悪いことを学ぶことができました。
日本ではほかの人に仕事を依頼することは、なんだか人の邪魔をしているようで気が引けていました。その結果自分で不必要にボールを持ちすぎてしまい、後で手を焼くことが何度もありました。
しかし先輩からアドバイスをもらい、新しい環境で仕事をさせていただく中で、いい意味で図太くなれたと思います。
『チャンスをもらっている』という意識
先輩からはこの半年の間ですが、ちょうど良いタイミングで仕事の幅や裁量を増やしていただきました。
現地のマネージャーと話しているとよく「昔はこんなことやっていなかった」「仕事が増えていて人が足りない」と耳にすることがあります。確かに自分にとって新しい仕事が増えることは嫌なことに思うかもしれません。しかし、『やらされている』と思うから身が入らないのであり、一歩立ち止まって考えると、会社や自分のためにやらなければいけないことばかりです。
そのため、仕事に臨む姿勢として常に『チャンスをもらっている』と前向きにとらえ、新しい仕事の分過去の仕事をいかに効率化/仕組化するかを考えるようになりました。
マネジメントの視点で考えることができるようになったことは、先輩から会食や、飲み会の席などで「かくあるべき」という考えを聞くことができたからでした。
基本はきさくで優しく、締めるところはきちっと締める、スマートな先輩でした。
最後に:ゴルフラウンド報告
そんな先輩の送別も兼ねて、先日平日ゴルフにいきました。
比較的距離が長いタフなコースでしたが、晴天にも恵まれて前半46後半48の94で回ることができました。反省点としてはマネジメント不足なゴルフが多々あったこと(2オンするわけではないのに、苦手な5Wを選んでしまいがちな点)と、送別ということで飲み過ぎたという点です。笑
ブログで気持ちをまとめていると、今まで出会った先輩方の影響を如実に受けて、今の自分があると実感しました。これからも素晴らしい方々と出会えるよう自分自身を律して精進しようと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう。