27歳からのどっこいしょブログ

会社員。ブログ歴3年目。現在30歳。国際結婚。長野県。読書感想や思ったことを記録していきます。

【読書感想】『現地取材!世界のくらし-インドネシア-』を読んで

現地取材!世界のくらしーインドネシアー

現地取材!世界のくらしーインドネシアー

当記事にお越しいただき、ありがとうございます。

今回は「現地取材!世界のくらしーインドネシアー」を読んだ感想をまとめます。小学校~中学生向けの本ですが、現地の暮らしが写真とともにイメージすることができました。ぜひご覧ください!

 目次:

インドネシアの概要

インドネシアの概要についてまとめます。インドネシアは日本から飛行機で約7時間ほどの距離にあります。面積は日本の5倍で、人口は世界第四位の2億4千万人です。

人口の9割近くがイスラム教徒で残りがキリスト教、ヒンドゥー教、仏教などになります。バリ島では独自の宗教も追加したバリ・ヒンドゥー教というものが多く存在しています。島々によって宗教や伝統文化が異なるところも特徴の一つです。

GDPは212か国中16位(2019年時点)となっており、対前年比7.4%増と高い成長率です。インドネシアの最低賃金は首都ジャカルタで3万円弱となっています。公用語はインドネシア語で、オランダ領からの独立に際してマレー語をベースとした言語をインドネシア語と定義しました。

日常生活

インドネシアの間取り

インドネシアの間取り

イスラム教徒が多いインドネシアの一日は朝早くから始まります。

4:30 日の出前の祈り①

5:00~7:00 朝ごはん、買い物、宿題など

7:00~12:00 仕事、学校

12:00~13:00 正午の祈り②、昼食

13:00~16:00 仕事、放課後、昼の祈り③

16:00~18:00 夕食、日没前の祈り④

18:00~21:00 一家団欒、夜の祈り⑤

21:00~4:30 就寝

インドネシアでは結婚しても親と一緒に住むケースが多く、家族とのつながりが強いです。また主食は米が多く、おかずとして野菜のスープはやきとり(サテ)などが多いようです。テーブルで食べるのではなく、床にそのまま座って食べます。お手洗いとお風呂は一緒の家が多く、トイレットペーパーも使用しない文化のようです。

教育

インドネシアの時間割

インドネシアの時間割

基本的な教育制度は日本と同じ6・3・3制です。月~土曜に学校に通い、午前中で授業は終了します。本書に載っている時間割では1コマ35分となっています。

土曜日は現地のジャワ語の授業や伝統行事についての勉強が行われます。自習の時間が多いのも特徴かと思います。自習のマスのところで理科や歴史などを教えています。

インドネシアの大学進学率は36.3%(2018年時点)です。しかしながら日本と違い勉強漬けの日々を過ごす人が多く、社会人としてのスキル向上を推進することが課題のようです。

 

感想

イスラム教の教えにより、規則正しい生活をしなくてはならないことが身に染みてわかりました。ただし、現在の情報過多の時代には一日5回頭を空っぽにして祈りをささげる時間を確保することは、精神衛生上よい行いだと思います。イスラム教がどのような背景で1日5回の祈りをささげるようになったのか、別の本を読もうと思います。

また教育制度について知ることで、日本の立ち位置や強みについても知ることができると思います。詰め込み教育の功罪はあれど、教育制度によってある程度の道徳と規律性が身に付いたと振り返ることができました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

また次回のブログでお会いしましょう。