今回は7月22日発行分の日経ビジネス『定番のつくり方』を読んだ感想をまとめます。
■要旨:
製品サイクルから外れ、長らく愛される定番。ポテトチップスやクイックルワイパーなどは時代の変化によって、細かい修正を加えてきた。逆に変えてはいけない価値を見極め、変えないことで定番として君臨するものもある。大事なことはコアバリューをぶらすことなく、市場のニーズに反応して絶えず変わっていくことである。
■感想:
定番と呼ばれるカルビーのポテチやQBハウスのサービス、ヤマハのバイクなどはその優先的地位を守るために、細かな改良をやっているんだと再認識しました。とくにポテチのうすしお味に対し、変更できる箇所はわずかしか残されていません。その中でより良いもの、時代にマッチしたものを提供するこだわりこそが企業の価値だと感じました。
逆にトヨタのクラウンは外見は昔からみて大きく変更しています。しかしながら、日本の公道にフィットする設計思想や、トヨタの顔としての存在意義といったコアバリューを保っているからこそ、時代を超えて定番の位置にいられるのだとわかりました。
今回の特集では定番を守るための方法は当たり前のことですが、それを実践するために各企業がどれほどこだわりを持って取り組んでいるか、また具体的にどのような取り組みをしているかを知る目的ではとてもよい特集でした。
最後に本の紹介です。今回は外部からの入力です。
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