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今回は本日の仕事の振り返りと、それに関連する現地スタッフとの距離について、今の気持ちをまとめます。
本日現法工場の社長との面談がありました。
先日のゴルフでも一緒にラウンドをさせていただけた、非常に気さくで優しい方です。社長でお忙しい中赴任時と帰任時に一人一人と面談を設定しているとのことで、素晴らしい考えだと思いました。
面談の内容はお互いを知るための世間話から始まり、今の会社に入社した理由や赴任時の困りごと、ちょっとした改善ポイントを教えてほしいなどといった、とても合理的な内容でした。
とても和やかに始まり、30分の予定だった面談も気づけば1時間以上たっていました。
その中で印象的だったことが2点ありました。
1点目は、語学をもっと勉強しておけばよかったと、社長も話されていたことです。赴任前にいろんな方からお話を聞き、言語は身につけておきたかったという声をよく聞いたため、今ちょこちょこと勉強していることは無意味でないんだと思いました。
2点目は、現地スタッフとの距離についてです。現地スタッフとどのように接するべきかという話を質問させていただき、自分の考えも整理することができました。
自分は現地スタッフとも同じ言葉や同じ目線で話をし、信頼関係を築くことが大切だと思います。そのため、インドネシア語も日常会話に困らない程度には勉強しようと取り組んだり、片言のインドネシア語で現地スタッフの方に話しかけたりしています。
一方で赴任前の研修では、「あまり深入りしない方がいい。なぜなら評価などの判断で情が入るからだ」とも教えてもらいました。確かに現地の工場では日本人赴任者はおそらく現地のメンバーからは近寄りがたく怖い人物であり、マネージャー以下の実業務の人たちは全く関わらないといってもいいかと思います。そのような緊張関係で仕事がうまく回っている一面もあるかもしれません。
そんなことで少し悩んでいたため、せっかくの機会に社長に意見を伺いました。
個人的な意見でと断りを入れた後に、社長はせっかくであれば帰任してもつながりができるような信頼関係を作るべきだと教えていただきました。また、評価での不安面はそこまで気にすることもないのではないかと話されていました。
勿論国によっては評価の公平性を重視する文化もあるため、癒着やごますりと思われないように気をつけたほうがよいのは事実だと思います。しかしインドネシアにおいては、自己主張の強い人もおらず、基本的にはみな遠慮がちの親切な人々です。
そのため、こちらから歩み寄り、インドネシア語で会話をしながら信頼関係の構築や業務内容の吸収を行います。
本日は最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう。