2019年2月18日発行の日経ビジネス『どこにある?ベストな人生』の感想をまとめます。
■要旨:幸せな人生を送るうえで言われている2つの方法が①ライフワークバランス②好きなことを仕事にする である。しかしその2つを実現することは難しい。そのためベストな人生を送る一つの解として早期の経済的自立を挙げ、実際に早期リタイアを達成した方の例を挙げる。若いうちに資金を蓄え、40代以降は自由を謳歌するライフスタイルだが、「50歳で最低1億円の貯蓄が必要」という条件をクリアすることは並みの仕事では達成できない。そこで①外資系投資銀行②外資系コンサルティング会社③M&A仲介会社④一部の高収入メーカーであることを条件とする。しかし経済的自立を送ることも相当困難であるため、現在の仕事のうちに幸せを見つける方法として、「人のためになる」という実感を持ちながら仕事をすることがよいとまとめた。
■感想:
ライフワークバランスが騒がれている中で旬な記事だったため、楽しんで読むことができました。
なかでも早期の経済的自立を唱えており、具体的な数値も示されていたので興味深かったです。私も過去『金持ち父さん・貧乏父さん』を読み、早くお金の支配から一抜けしたいと考えていました。しかしなかなか具体的な案まで落とし込めていなかったため、一例ではありますが、数値を知ることができたことが収穫になりました。
また「人の役にたっている」という感覚を仕事にもつことが、生活の満足度を上げることも実感しています。人が幸福に感じることは他者からの「ありがとう」や頼られる感覚が源泉だと思います。仮に経済的に自立したとしても、自分のためだけに生活をしていれば、それは必ず限界がきます。そのため、仕事でもプライベートでも何か人の役に立っていると感じながら日々を過ごすことが重要であると思います。
今回の記事は僕の考え方ととても近いものがあったため、最初からすらすらと読むことができました。僕は絶対経済的自由を手に入れ、お金による不自由から早く一抜けしたいと思います。
もし皆さんもそう考えられる方がいらっしゃいましたら、ぜひ『金持ち父さん・貧乏父さん』を読んでみてください。