27歳からのどっこいしょブログ

会社員。ブログ歴2年目。現在29歳。国際結婚。長野県。読書感想や思ったことを記録していきます。

【読書感想】瀧本哲史氏『2020年6月30日にまたここで会おう』を読んで

 

瀧本哲史氏『2020年6月30日にまたここで会おう』

瀧本哲史氏『2020年6月30日にまたここで会おう』

当記事にお越しいただき、ありがとうございます。

今回は瀧本哲史さん著『2020年6月30日にまたここで会おう』を読んだ感想をまとめます。日経ビジネスの本の紹介で知り、購入しました。講演内容を文章にしているため、とてもテンポよく読み進められました。そしてライブで聞いてみたかったと思わせてくれる熱い内容でした!

ぜひご覧ください!

 

目次

 

瀧本哲史さんとは何者?

瀧本哲史氏

瀧本哲史氏

皆さんは瀧本哲史さんをご存知でしょうか?

瀧本さんは東大を卒業し、マッキンゼーに入ったのち、エンジェル投資家として活躍しました。そしてその経験を買われ、京都大学で助教授として教鞭に立ちながら、若者へのメッセージを投げかけてきました。瀧本さんは2019年に病気で若くしてお亡くなりになられましたが、本書以外にも『武器としての決断思考』『僕は君たちに武器を配りたい』『君に友だちはいらない』『ミライの授業』など多くの名著を残されております。

なぜ本書を読んだか?

伊藤謝恩ホール

伊藤謝恩ホール

私がこの本を知ったのは、日経ビジネスの今週の本で紹介されていたからです。その紹介文が「とにかく熱い本だから読んでくれ!」と直球で書かれており、惹かれました。

www.jiujingrentang.com

またちょうど2020年6月30日が近いということもあり、買って読んでみました。内容は2012年に母校の東大伊藤謝恩ホールで行った講演の内容を書籍化したものです。2020年の6月30日までに読まなければならないというものではなく、普遍的に適用される学びであるため、本日以降も読んでみられることをおすすめします!

本書の学び

瀧本哲史さんのしゃべり言葉のままに書籍化されており、すっと入ってくる言葉ばかりでした。その中でも私の心に残っている学びを紹介します。

読んだだけでなく、行動しろ!

行動

行動

瀧本さんが本を書く理由は日本および世の中を変える力が言葉にあると信じているからです。この本の元となった講演も20代の若者にむけた内容になります。本を読んで思考が変わるだけではなく、それが行動に現れることで初めて世の中に変化が起こります。

社会という大きなものに変化を与えることを目標としていなくても、一人一人の行動が変わる、その小さな積み重ねこそが大きな力になるとわかりました。自分も本は好きで読みますが、行動にまで移せている読書ができているか再度自問するきっかけになりました。

パラダイムシフトの起こり方

ガリレオガリレイ

ガリレオガリレイ

ガリレオガリレイが唱えた地動説。それがどのように浸透したかを語り、瀧本さんはパラダイムシフトの起こり方を説明します。地動説が主流となった背景、それは世代交代が起きたからです。なにか学術的に大きな論争があり、方針転換があるときからなされたわけではありません。ガリレオガリレイが地動説を唱えた時は、反対する学者が大勢いました。しかし時は流れるにつれて、地動説のほうが正しいと考える学者が増え、その人口比率が逆転した際にパラダイムシフトが起きたのです。

このことから人の考えを変えることの難しさと、結局は時が解決することが往々にしてあることを学びました。自分も極力新しい知識や技術に寛容でありたいと思います。しかし限界が来るかもしれません。その時にこの本で学んだパラダイムシフトの起こり方を想起し、時代の流れがゆっくりと変わることに気づいて対応したいと思いました。

交渉という武器を持て!

交渉

交渉

瀧本さんは言葉を大切にしています。言葉を使うことによって人々の行動を変えることができるからです。そしてその言葉をうまく使うという内容で「交渉」の方法を説明されていました。

上手な交渉というものは、相手の利益と自分の利益をうまく合わせる交渉です。相反関係に立場を置くことは得策ではありません。

そしてそのためにまずは相手のいい分を聞く。そしてその言い分を1個ずつロジカルに潰していく。そして最終的に自分と相手の利益の重なる部分に集約させていく必要があります。交渉を相手が仕掛けてきた際は、すでに相手側に得たい目的が存在します。その目的の真因や不都合をヒアリングし、別の方法で取り除くことを思考することが大事だとわかりました。

また妥協案を引き出すことで満足感を得てしまってはいけないこと、あくまで自分たちの目的や得たい結果をブラすことなく、交渉を行うことが大切です。

 感想

何気なく使っていた言葉の重要性・影響力を認識することができました。

当たり前ですが、正しい言葉を使うことによって周りの人を幸せにすることもできますし、簡単に不幸にすることもできます。それほど言葉には力があることを理解し、明日からの生活でも正しい言葉を使うよう意識していきます。そして自分の言葉によって他者に与える影響も考え、いい影響を与えられる言葉を使っていきたいと思いました。

また黙々と一人で作業している場合と、仲間を募る場合の影響力の違いも認識できました。自分はどちらかというと他人をうまく巻き込むことが下手で、何事も自分でやりたくなってしまうタイプです。しかしそれの限界を理解し、言葉を発することで周りを巻き込みながら、自分以上の力を動かせるように意識します。

瀧本さんは日本の将来についても、大きく悲観的ではないと2012年当時は述べています。昔は人口のマジョリティが働き盛りの若者でした。しかし今は高齢者の割合がどんどん増えています。その結果若者の間で諦観ムードが漂い、選挙の投票率が下がります。昔のように若者が団結して力を持つことが難しくなった現代においては、各個人個人がゲリラ的に言葉を発信し、それが連鎖していくことが重要だとわかりました。

 タイトルの意味は、2020年6月30日に行った講演会で、若い人たちに言葉を使って行動を変えていこうと伝え、その結果を8年後の2020年6月30日に再度集まって進捗報告を行おうという瀧本さんの発言からです。残念ながら瀧本さんはお亡くなりになられましたが、自分も今日の2020年6月30日から8年後になりたい姿を想起し、2028年6月30日に再度ブログで進捗報告をしたいと思います!

 

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました。

また次回のブログでお会いしましょう。